CO2排出量は増えた方がむしろ環境保全に良い

最強の地球温暖化物質は水

最近では環境問題等が盛んに取り上げられるようになり、CO2による地球温暖化等も取沙汰されているが、結論から先に言ってCO2による地球温暖化は大ウソである。

何故CO2によって地球が温暖化すると言われているのかと言えば、CO2は比熱が高く、保温性に優れているかららしい。

だが、よくよく冷静に考えてもこの話は不自然である。
何故なら、地球上にありふれた物質の中で最強の比熱を誇る物質は「水」だからである。
まずCO2とH2Oの比熱を比較してみよう。

空気(混合気体) Cp:0.24
CO2 Cp:0.196
N2 Cp:0.243
O2 Cp:0.219

H2O 4186J/kg・K

単位が異なるが、これは気体が気圧によって大幅に比熱が変化するためである。
Cpとは、1気圧の場合の気体の比熱を表すものである。
CpとJ/kg・Kを比較する場合には、Cpを4186倍すると比較できる。

試しにCo2のCp:0.196を4186倍してみると、答えは820になる、これに対しH20は4186であるから、比熱の高さで言えばH2Oの方がCO2より約5倍も高い

よく一般的に内陸地は気温の上下が激しく昼間は急激に温度が上昇して夜になると急に冷え込むが、海岸沿いの街は一日中を通して気温が安定していると言われるが、何故そうなるのかと言うと水の比熱が圧倒的に高い事によって昼は熱を水がどんどん吸収していくから気温が上昇せず、逆に夜は水が熱を排出していく事によって気温が低下しないのである。

夏場は内陸地の方が気温が高く、冬場は海岸沿いの街の方が気温が高いというのも全く同様の原理である、夏場は水が熱を溜め込んでおり、その水が溜め込んだ熱を冬場は放出しているから海岸沿いの街は冬に温かいのである。

比熱の高い物質は温まりにくく、冷めにくい、逆に鉄などは比熱が低く、熱しやすく冷めやすい物質である、そのため鉄はフライパンなど調理器具に良く使われる。

CO2の比熱は高くない

もっと言えば、CO2の比熱が高いという話自体がまず大ウソである事がわかる
表を見ていただければ分かる通り、CO2よりも空気や窒素、酸素などの方がよほど比熱が高い、どう考えてもCO2排出量が増えてくれた方がむしろ気温は低下するはずである

更に大気組成を考えてみよう。
CO2が空気の中にどの程度含まれているかと言うと、0.037%である。
という事はつまり、CO2とは大気中において1/1000にも満たない含有量しか無いのである。

これだけ少ない含有量のものが多少増大したところで、はっきりと言って空気全体の比熱に与える影響度など微々たるものであろう、誤差の範疇である

光の吸収率

次に波長が長い光の吸収率という観点から考えてみよう。

一般的に太陽から放射される日光の内、吸収されて熱になるのは波長の短い光である。
逆に地球上の熱が光に変換された際に、大気に吸収されずそのまま宇宙空間に放出される光は波長の長い光である。

ところが、二酸化炭素は長い波長の光を吸収することが出来るため、本来であれば宇宙空間に放出されるはずの光が大気によって再吸収され、それによって気温上昇を招くというものである。

まぁここまでは基礎的な化学の話であるからそこまでおかしな話ではない。
だが、具体的に計算してみようとググってみたのだが驚くほど数値データが殆ど出てこない

そもそもここまで根拠のない話を多くの人達が信じている時点でもう既にどうかと思う

そもそも無いデータ

断片的に得られた情報としては二酸化炭素の赤外線透過率が20%らしく、透過率が20%という事は80%は吸収されているという事になるのだが、化学の基本的な考え方から言って当然気圧や体積/重量等が変化すると化学的性質が変化するためこのデータがどういった条件下における数値なのかがまずわからないし、更に言えば、この透過率が20%というデータが純100%二酸化炭素中をどの程度の距離を通過して20%なのかがよくわからない。

だが、断片的なデータからでも分かった事は、二酸化炭素よりもメタンの方が20倍くらい地球温暖化効果が高いらしく、そして二酸化炭素の排出量よりメタンの排出量の方が倍以上は多く、そしてメタン排出の原因の大部分は畜産や酪農、要するに牛が原因との事である。

どう考えても石油消費より畜産の方が地球温暖化に与えている影響が圧倒的に大きいのではないか?(メタンの空気中での寿命がよく分からないが)

不足しているCO2

だが、環境保全のために石油消費をやめようという話はよく聞くのに対して環境保全のために畜産をやめようという話はあまり聞かない。
この時点で既に政治的意図をひしひしと感じる

そもそもの話をすれば、環境保全を考えるのであればむしろCO2の増大は好ましい現象のはずである。

何故なら、現状のCO2濃度は植物が光合成をする上で不足しているからである。
現代においては人間による自然環境破壊が問題にされているが、自然環境を回復させたいのであればむしろCO2は増やすべきである。

今現在のCO2濃度がおおよそ0.037%であるが、植物の光合成が最大となるCO2濃度はおおよそ0.15%である。
つまり、今より後4倍もCO2濃度が高い方が植物の育成に適した環境という事なのである。

ここで頭の良い読者の皆様であれば何か察するものがあるだろう。
そう、CO2が増大すると地球が温暖化するというのはCO2それ自体による直接的な影響ではなく、「間接的」な影響なのである。

つまり、植物というのはその体の大部分が水分によって出来ている。
比較的水分量が少ないキク類などでも40%、サボテン等の多肉植物になれば90%程度の水分を保持している。
という事はつまり、植物とは水の塊であり、そして水は比熱が高く保温性が高い、すなわち植物は非常に保温性が高く、地球温暖化に大きな影響を与えている

だとすると、CO2の排出量が増大すると植物にとっては好ましい環境となるため植物の育成が促進され、植物の生息数が増大する事によって地球が温暖化するというカラクリである

実際、近代においては人間による地球環境破壊によって地球温暖化がむしろ抑制されていたのである、何故なら植物とは非常に大きな地球温暖化作用を持っているためどんどん環境破壊を行ってどんどん植物を減らしていけば行くほど地球の気温は低下するからである。

それがCO2の排出量が増大すると植物の光合成は促進され、植物の育成が早くなる事から植物の生息数が増大する、すると地球は温暖化する

要するに、CO2を排出すると地球が温暖化するからCO2排出量を減らそう!というのは植物が地球温暖化の原因になるから植物を減らそう!と言っているのと本質的に同じである

さて、これの一体どこが環境保全なのだろうか、はなはだ疑問である。

思想とは権力を養う糧である

ここまででCO2排出問題の大嘘を科学的に解説したが、ここからが話しの本題である。
では、何故これだけCO2排出問題が取沙汰され、これだけ騒がれているのであろうか。
答えは毎度おなじみ「政治的要因」である。

日本で有名ないわゆる「オイルショック問題」、これが発生した直後辺りから世界各国で環境問題が扱われるようになり始めた。
何故だろうか、この時石油の輸出停止によって世界各国では大きな経済的混乱が発生し、外国からの石油輸入に頼り切っていると、その外国が戦争などで石油の輸出をストップした際に致命的な経済破綻を引き起こす可能性が露呈したのである。

そのため、そうした経済破綻を避けるためには石油依存度を低下させなければならない、要するに、政府がCO2問題がどうのこうのと言っているのはCO2の排出量を減らしたいのではなく、本質的に石油消費量を減らしたいのであり、そして何故石油消費量を減らしたいのかと言うと、それは経済破綻を避けるためである。

これはつまり、前々回話をしたオーストラリアの反捕鯨運動と本質的に同一である。

愚かな人間というのは基本的に理論よりも感情を優先するものでり、そのため無知な大衆を操作するためには正しい理屈よりも分かりやすい感情的煽動の方が効果的なのである。

思想とは権力を養う糧である、権力者にとって思想とは大衆を操作するための手段であり、思想を使いこなす者こそが指導者の器なのである。
これこそが政治家に要求される政治家の才能なのだ