違法薬物の合成方法が合法的に公開されている

※マッドサイエンスシリーズは倫理的に問題の有る科学を扱っているため倫理にうるさい方はお帰りください

アメリカは色々と寛容

面白い事に、アメリカでは違法薬物の合成方法が至って合法的に公開されている。
しかもNPO(非営利団体)の教育機関によって。

アメリカは対テロに力を入れている

アメリカは対テロに対して非情に力を入れている国である。
その為に対テロの専門家の育成にとても熱心である。

そしてアメリカの考え方として、自分で爆弾作れるくらいの知識量がなければ爆弾テロに対応なんて出来ない
同じ様に自分で毒ガス作れるくらいの知識量がなければ毒ガステロに対応なんて出来ない

というのが、アメリカの基本的な考え方である。
だから、爆弾の作り方にしろ、毒ガスの作り方にしろ、違法薬物の作り方にしろアメリカは合法的に情報公開しているのである。

だから、アメリカでは公立の図書館に行けば平然と爆弾の作り方の本も毒ガスの作り方の本も違法薬物の合成方法の本も置いてある。

日本はその逆

例えば、日本で有名なオウム真理教の地下鉄サリン事件なんてものがある。

この時、日本では救助に駆けつけた消防隊員が二次被害にあった事で有名である。
だが、何故その様な二次被害が発生したのかと言うと、当時の消防が保有していた毒ガス検知器があまりにもお粗末な性能だったからだ。

では、そして何故そんなお粗末な毒ガス検知器が消防内で普及していたのかと言うとそれは日本には毒ガスの専門家が非情に少ないからである。

だとすると、何故日本には毒ガスの専門家が非情に少ないのかと言うと日本では毒ガスの製造方法に関する情報公開に関して非情に消極的であることから毒ガスの専門家が育たないためである。

日本人の国民性的に言ってもし仮に公立図書館に毒ガスの作り方の本なんて置いてあったらクレームの雨嵐であっという間に撤去されるだろう。

日本は対テロ能力が低いことで有名

だから、何故オウム真理教の地下鉄サリン事件の様な事が起きてしまったのかと言うと、それは日本が元々対テロ能力に関しては低い能力しか持たない事が原因の1つとして挙げられよう。

こうした日本特有の対テロ能力の低さは完全に国民性の問題である。

ただし日本でも情報公開それ自体は違法ではない

ただ、一般的にそうした情報の公開が自粛されているだけであって日本でも違法薬物の製造方法について情報を公開することそれ自体は別に違法では無い(2020年5月時点)。

違法薬物の作り方はどこで情報が手に入るか

Erowidというサイトが有名である。

https://www.erowid.org/

覚醒剤の作り方やらMDMAの作り方、大麻の育成方法等一般的によく知られている薬物の作り方の情報なら大概置いてある。

ただし、実際に作るならばそれなりに化学の基礎知識を身に着けておくべきだろう。
合成の途中で毒性の強い物質を用いるから精製が正しく出来ていないと危険性が極めて大きい、なんていうのは良くある話だ。

一般的に違法薬物による健康被害の大部分は違法薬物の主成分それ自体によってもたらされる被害では無く、主成分を合成する過程において発生する副産物の作用である事が多い。

だから、一般的に危険とされている薬物でも精製をキチンと行って超高純度のものを作ると実は全然危険じゃないというのは珍しくない。

ゆえに、実際に作るとなるとそれなりに真っ当な化学知識が必要なのである。
生兵法は大怪我の元、中途半端な化学知識で作ろうとすれば大火傷は必須である。