どんな優秀なツールも適切な環境が無ければ意味がない

同じツールを使っているのに成績に著しい差が現れる時

例えば、日本で一番有名なトレーダーの羊飼いという人がいる。
この人のTwitterのログを遡って見てみるとこの羊飼い氏は自動売買ソフトで利益を出していて、全く同じ自動売買ソフトを使っているはずの人は全財産飛んだと言っている場面がある。

だが、片方は全財産飛ばしたとの発言を残した後も羊飼い氏は同じ自動売買ソフトを継続して利用している上に普通に利益が出ている模様。
何故であろうか。

ブローカー差と遅延

答えはブローカー(証券会社)の差とインターネット回線の遅延である。

ブローカーによって約定率も違えばスリッページの発生のしやすさも違えば手数料も違う、スワップも違う、スプレッドも違う、何もかもが違うのである。

だから、同じソフトを使用しているにも関わらず利用している証券会社によって成績が著しい差が現れるのは実に当然の事なのだ。

これも当サイトにおいて繰り返し述べている事であるが、投資は証券会社選びの時点で既に勝負が始まっている

回線遅延

もう一つはインターネットの回線遅延。

これが意外と馬鹿にならないもので、回線の速度によって自動売買ツールの成績は結構な差が現れる。
最も理想的なのはVPSを利用することだろう。

VPSは毎月2,000程度とそこそこの維持費がかかるものの、大金を扱う投資の世界においてそういう所はケチるべきではない。
その毎月2000円をケチって損失を出したのでは元も子もないのだから。

これがバイナリーオプション用のサインツールの場合はVPSの利用が不可能であるため、自宅のルーター、イーサネットケーブル、プロバイダ等は十分に高速なものを検討しよう。

評判の良いソフトを使っているはずなのに利益が出ない時はブローカーと回線を疑う

ツールの性能がブローカーと回線速度に影響されるというのは実に当然の現象であり、評判の良いツールを使っているはずなのに何故か思うように利益が出ない場合はまずこの2つを疑うのが鉄則である。

だから、優秀なトレーダーであればケチらず遅延が20ms程度の超低遅延なVPSを利用するし、同じ自動売買ツールでも異なるブローカーでどの程度成績差が現れるか確認してから使用する。

これらを理解せず、ド素人が何の知識もなしに自動売買ツールに手を出すと冒頭の話の様な状況に陥るのだ。

ロジックによってブローカー差の起こりやすさには傾向がある

ちなみに、ロジックによってブローカー差が起こりにくいロジックと起きやすいロジックとがある。

この辺に関してはこちらの記事と概ね共通しているため原理を知りたい方はこの記事を読むこと

目次はこちらです。
一般的なWebサイトやブログとは違い、情報が体系的に整理されているため本を読むように順番に読み進めていけば投資に関する基礎知識が一通り身に付くようになっています。